July 27, 2022

リッケイソフト10周年記念式典を開催、ベトナム国情報通信省副大臣から功労賞を授与

当社の親会社であるリッケイソフト(代表取締役会長 タ・ソン・トゥン) 以下、リッケイソフト)は、創立10周年を記念し、7月17日(日)、ベトナム国クアンニン省ハロン市内のホテルにおいて記念式典を開催しました。

式典は、創業10周年のスローガン「共に歩む」を掲げて、昨年から今年にかけて多彩な活動を展開してきたリッケイソフト10周年記念事業の集大成として実施したものです。

式典には、ベトナム国情報通信省グエン・フイ・ズン副大臣、在ベトナム日本大使館田淵雄一郎一等書記官、株式会社フジキン野島新也取締役など、越日官財界をはじめ長きにわたりリッケイソフト及び当社の発展を支えてくださったお客様やステークホルダーの皆様を来賓としてお迎えし、総勢約1,500名の方々にお集まりいただき盛況のうちに終了いたしました。

リッケイソフトの従業員

式典では、リッケイソフトのタ・ソン・トゥン会長から式辞が述べられ、創業から10年間の軌跡を振り返り、すべてのお客様やステークホルダーの皆様、そして共に開発に尽力してきた従業員への信頼と感謝の意を表しました。

タ・ソン・トゥン会長は次のように述べました。

「リッケイソフトは、10年間にたった数名でとても小さなオフィスからスタートしました。現在はハノイ、ダナ、ンホーチミン、東京、大阪、名古屋、福岡の7カ所のオフィスを構え、スタッフは1,500人を超るまでに成長することができました。これもひとえに皆様からの教えとご協力、そして全従業員のおかげであり心より感謝申し上げます。」

「私を含め創業メンバーは、学生時代に日本のJICAのプロジェクトで立命館大学および慶應義塾大学に留学することができ、そこで日本のIT技術や日本語、日本文化など多くのことを学びました。そうしたことがあったからこそ今のリッケイソフトがあります。そのチャンスを与えてくれた日本の皆様にお礼申し上げます。」

ステージに立つスーツを着た男性

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リッケイソフト タ・ソン・トゥン代表取締役会長 

そして、タ・ソン・トゥン会長は、今後の展望について次のように述べました。

「私たちは10年間に渡る仕事で多くのことを学びました。今年5月には、上流工程のコンサルティング領域の業務を行うDX専門の子会社も立ち上げました。そして、3、4年前から、ブロックチェーン、AI、IoT、ロボットなどの最先端技術にも注力し投資を進めております。

また、当社はベトナムNo.1のIT会社になりたいという大きな目標があります。そのために、当社はより多くのITエンジニアの育成が必要と考え、先月、リッケイアカデミーというIT専門学校をつくりました。将来はできれば大学まで作りたいと思います。」

「今後も日本と母国ベトナムに貢献したいと思います。日本とベトナムの強みを組み合わせることで、世界レベルのサービスを作れるはずであると確信しています。」

続いて、ベトナム国情報通信技術省グエン・フイ・ズン副大臣より、ベトナムIT業界の発展および海外におけるベトナム人技術者の能力向上への貢献に対して功労賞が授与されました。

屋内, 男, テーブル, 立つ が含まれている画像

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情報通信技術省グエン・フイ・ズン副大臣より功労賞が授与

グエン・フイ・ズン副大臣は、 リッケイソフトの過去10年間の功績について次のように述べました。

「10年間を経て、従業員1,500人の規模にまで成長したことは、これまでリッケイソフトが努力してきた証です。日本市場向けのICTサービスは、単にテクノロジーを提供することだけにはとどまらず、それは日本とベトナムのパートナーシップの発展にもつながりました。このような日本との関係構築は、みなさんのプロフェッショナルな技術と高い意識のおかげです。(中略)皆さんは新たなベトナムのDX(デジタルトランスフォーメーション)の代表者です。(リッケイソフトの10年間の活動は)世界の情報技術産業国のランキングを書き換えベトナムの地位を向上させることに貢献しました。」

人, 男, 屋外, 立つ が含まれている画像

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ベトナム国情報通信技術省グエン・フイ・ズン副大臣

また、グエン・フイ・ズン副大臣は、今後のリッケイソフトへの期待について次のように述べました。

「(今後、リッケイソフトが)新たにチャレンジすべきことは、人々の生活の中にデジタル技術を取り入れることです。デジタル技術によって社会の問題、課題を解決し、みんなが幸せな生活を送れるようにこのテクノロジーを発展させてください。自分たち現役世代のためだけではなく、こどもたち世代の将来の繁栄のためにテクノロジーを発展させてください。国の使命を意識しながら仕事に取り組むことは、企業の発展ともに国の発展につながります。」

「創業時のように、リッケイソフトのコアバリュー(向上心、継続的改善、革新、一意専心、オープンネス)を維持ながら仕事に取り組んでいただきたい。情報通信相は、国の発展そしてベトナムのIT業界の発展のために今後もリッケイソフトをサポートいたします。」

続いて、株式会社フジキン野島新也取締役より、心温まる祝辞を頂戴いたしました。

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株式会社フジキン取締役 野島 新也 様

「私ども株式会社フジキンは、半導体製造装置向けの精密流体制御機器のメーカーで、今年で創業92年の日本の会社でございます。2002年7月にベトナムハノイに現地法人を設立して、今年でちょうど創業20周年を迎えたところでございます。(中略)私とリッケイソフト様トゥン会長とは、創業当初からのお付き合いというわけでございます。」

「私は当時、このベトナムで、若くしてソフト事業を立ち上げられたトゥン会長に、「あなた型のビジネスは、将来、必ず成功する。」と応援をいたした記憶がございます。(中略)そして、今や1,500名を超えるベトナムでもトップレベルのITの会社となりました。みなさん、かつてこの私が「あなた方は必ず成功する。」と確信を持って応援した通りになりました。」

「これまでリッケイソフト様とフジキンは、ベトナム工場における半導体製造装置部品の製造工程のソフトウェアの開発を行ってまいりました。私どもフジキンは、今年ダナンにおきましてダナンRDセンターを設立し、オフショア開発に乗り出します。これからは、このダナンでもダナン工科大学と共にAIやDX、ロボット技術を用いた次世代アプリの共同開発も計画しているところでございます。ぜひここでも、また日本でも、リッケイソフト様とご一緒に仕事がしたいと思っております。」

また、式典に参加くださったご来賓の皆様からもたくさんの激励やメッセージをいただきました。

下記の動画をご覧くださいませ。

URL: https://youtu.be/gUdx2Sml9qI

式典後は、ディナーパーティーが開催され、従業員による歌やダンスなどが披露され盛大に盛り上がりフィナーレを迎えました。

講堂にいる人たち

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ディナーパーティー
ステージで演奏するバンドと観客

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従業員が歌やダンス
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ステージでマイクを持つ人

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また、式典翌日には、ご来賓の皆様と従業員で一緒にハロン湾観光やゴルフなど充実した1日を楽しみ、ご来賓の訪問団一行はベトナムを後に致しました。

ハロン湾観光
ゴルフのイベント

今後もリッケイソフト及び当社は、お客様、そして日本とベトナム相互のより良い未来の実現に向けて新たなサービスを提供し、「ベトナムの価値を高める」というグループ企業理念のもと、持続可能なビジネスに挑戦してまいります。

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February 22, 2024

RikkeisoftとOnnet Consulting、LarkおよびOdooの統合に関するパートナーシップを締結

2024年2月22日、Rikkeisoft Corporation.(以下、Rikkeisoft)と、Odooのコンサルティングおよび実装サービスを提供する Onnet Consulting Pty Ltd(以下、Onnet Consulting)は、APAC地域向けにLarkおよびOdooの統合サービスを提供することに関する協力覚書を締結しました。締結式には、Rikkeisoft の Deputy General Director ハー・フイ・ルアン氏、 Chief of Digital Transformation ゴー・ミン・クアン氏、Onnet Consulting のCEO クアック・フイン・ニュー・ホップ氏、CCO グエン・テー・ハイ氏が出席しました。  背景と展望 Rikkeisoftは、ソフトウェア開発やWebシステム、モバイルアプリ、ERPシステム等の開発から、AI、クラウド、IoT、ブロックチェーンなど最先端テクノロジーの活用まで、幅広くITサービスを提供するベトナムを代表するICT企業です。また、Rikkeisoftは、組織のコミュニケーションを効率化するツール「Lark Suite」の最大のパートナーの一つであり、Lark SuiteのコンサルティングおよびOdooを含む他システムやツールとの統合において豊富な実績があります。  一方、Onnet Consultingは、APAC地域の企業向けに、ERPソリューション、Eコマースソリューション、デジタルワークプレイスソリューションを主に提供しています。同社は、中小企業向けERPプラットフォームであるOdooのトップパートナーであり、豊富なコンサルティングおよび実装実績を有しています。  このパートナーシップにより、両社はAPAC地域においてLark SuiteおよびOdooの統合サービスの展開を強化し、コミュニケーションとコラボレーションの円滑化および経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)管理コストの削減という価値を提供します。さらに、両社はイベントやセミナーの共同開催など、ソリューションのマーケティング活動においても協力することを予定しています。  Rikkeisoft Corporation.について Rikkeisoftは、(https://rikkeisoft.com)は、日本企業に高品質でコストパフォーマンスの高いITソリューションを提供するベトナム発のオフショア企業です。グループ全体で1,500名以上のエンジニアを擁し、クラウド、AI、IoT、ブロックチェーンなどの最先端テクノロジーに精通しています。これまでに幅広い業種において、500以上のグローバルクライアントと1,000以上のプロジェクトを成功させています。  株式会社リッケイについて 株式会社リッケイ(https://rikkeisoft.com/ja/)は、日本市場におけるRikkeisoftの取り組みをさらに強化するために2012年に設立された日本法人です。日本の顧客に直接サービスを提供し、ローカルなサポートとコミュニケーションを強化することで、Rikkeisoftのコミットメントを体現しています。この日本法人を通じて、Rikkeisoftは日本企業とのさらなる連携を図り、日本市場でのビジネス展開を加速しています。  Onnet Consulting Pty Ltdについて Onnet Consulting(https://on.net.vn/en)は、リーズナブルなコストで優れたERPソリューションを使用してプロセス効率を向上させることにより、ベトナムおよび地域のあらゆる業界の中小企業の成長と成功を支援することを使命として設立されました。Onnet Consultingは、世界に9つのオフィスと1780以上の顧客およびパートナーを有しています。   

February 20, 2024

Rikkeisoftと人材大手Zeniel Group 、韓国市場へのITリソース提供を目的とした覚書締結

2024年2月20日、ベトナムの代表的ICT企業「Rikkeisoft Corporation.(以下、Rikkeisoft)」と、ビジネスサポートサービスを展開する韓国大手人材企業「Zeniel Co., Ltd. (以下、Zeniel)」は、韓国市場におけるIT人材提供に関する協力覚書を締結しました。締結式には、Rikkeisoft の会長 タ・ソン・トゥン氏、CEO ダン・タイ・ホア氏、Zeniel の会長 パク・イン・ジュ氏、副会長 リー・ジャン・スク氏が出席しました。  背景 AIやクラウドなどの最先端技術への需要が世界的に高まる中、多くの国が高度IT人材の不足に直面しています。韓国もその一つで、昨年、韓国の雇用労働部(省)は、2027年までに人工知能、ビッグデータ、クラウド、ナノなどの技術分野で6万人の専門人材が不足するとの予測しています。これに対し、韓国企業はIT人材の確保と育成に努めており、ベトナムを含む海外の専門人材の活用も選択肢として注目されています。  目的と展望 Zenielは、韓国で55拠点、10,000名以上のスタッフを擁し、幅広い分野での人材不足解消を目指し、最適な人材を派遣・紹介する韓国の大手人材企業です。Rikkeisoftは、1,500名以上のIT人材を有し、AI、クラウド、IoT、ビッグデータなどのハイテクソリューションをグローバルに提供するベトナムのICT企業です。  このパートナーシップにより、 Zenielが28年間にわたって構築した顧客ネットワークと Rikkeisoftの高度なITスキルを活用し、韓国の小売、電子商取引、銀行・金融、製造、物流、医療などの分野で、韓国企業のデジタル化を支援します。    RikkeisoftとZenielは本パートナーシップを通じて、2024年に100万ドル、2025年には300~500万ドルの収益を目指します。  Rikkeisoft Corporation.について Rikkeisoftは、(https://rikkeisoft.com)は、日本企業に高品質でコストパフォーマンスの高いITソリューションを提供するベトナム発のオフショア企業です。グループ全体で1,500名以上のエンジニアを擁し、クラウド、AI、IoT、ブロックチェーンなどの最先端テクノロジーに精通しています。これまでに幅広い業種において、500以上のグローバルクライアントと1,000以上のプロジェクトを成功させています。  株式会社リッケイについて 株式会社リッケイ(https://rikkeisoft.com/ja/)は、日本市場におけるRikkeisoftの取り組みをさらに強化するために2012年に設立された日本法人です。日本の顧客に直接サービスを提供し、ローカルなサポートとコミュニケーションを強化することで、Rikkeisoftのコミットメントを体現しています。この日本法人を通じて、Rikkeisoftは日本企業とのさらなる連携を図り、日本市場でのビジネス展開を加速しています。  Zeniel Co., Ltd. について Zeniel( http://www.zeniel.com/ko/)は、ソウルに本社を置く韓国の大手人材企業で、主にアウトソーシング、人材派遣、人材紹介、就職支援などのビジネスサポートサービスを提供しています。HR、医療、介護、流通・物流・販売、生産・製造、設備・セキュリティなど、多岐にわたる領域でサービスを展開しており、韓国全土に55のオフィスと10,000名以上の従業員を有しています。 

February 15, 2024

Rikkeisoftグループは、ベトナムテトの休暇を経て新年を迎えました。

Rikkeisoftグループは、ベトナムのテト(旧正月)休暇を終え、新たな年を迎えました。旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり誠にありがとうございました。本年も変わらぬご支援ご愛顧のほどお願い申し上げます。  ベトナムの旧正月は、家族が集まり、新年の準備をする特別な時期です。この記事では、テトの伝統的な過ごし方と、私たちRikkeisoftグループがどのように新年を祝ったかをご紹介します。  テト( Tết ) とは? テト( Tết ) とは、ベトナムで旧正月を意味し、中国、韓国、シンガポール、台湾と同様に旧暦を基にしてお正月を祝われます。テトはベトナム人にとって1年間で最も特別な休暇です。   2024年のテト期間は? 旧暦は太陰太陽暦に基づき、1年が約354日で、太陽暦の365日の周期と異なります。このため、テト期間も毎年異なり、2024年のテト休暇の期間は2024年2月8日(木)~2月14日(水)の7日間でした。   テトの過ごし方は? ベトナム人は日本人と同様に、大晦日までに家の大掃除し、新年を迎える準備をします。ほとんどのベトナム人は実家に帰省し、家族と共にテトを過ごします。  また、日本に正月飾りがあるように、ベトナムにも正月飾りがあります。ベトナム北部では、魔よけを意味する桃の花を飾り、桃の花が咲かない中部~南部の地域では金運アップを意味する黄色い梅の花と子孫繁栄を意味する金柑の木を飾ります。  新年を迎えると、ベトナム人は親戚や親しい友人の自宅を訪れ、一緒に楽しい時間を過ごします。  テトには何を食べる? 日本のおせち料理のように、ベトナムのテトではバインチュン( Bánh chưng )とバインテト (Bánh tét)が必ず食べられます。これらはもち米に青豆を潰したものや豚肉などを挟み、バナナやココナッツの葉っぱに包んで8時間~12時間蒸した料理です。味は、日本のちまきと似ているため、日本人でも食べやすいです。  バインチュン(引用元: https://bit.ly/4a3ZoAZ ) バインテト(引用元: https://bit.ly/48GK5Nm )  お年玉はある? ベトナムにもお年玉文化がありますが、贈る対象が日本とは少し異なります。日本では主に未成年に贈られますが、ベトナムでは、お年玉は未成年だけでなく、社会人や既婚者から両親や親戚の年長者、未婚者、知人のこどもにも贈られます。また、職場では社長や管理職などの上司から、部下や警備員、清掃員などの関係スタッフなどへも贈られます。  Rikkeisoftグループのテトはどう過ごした? 日本のリッケイでは通常営業を続けましたが、ベトナムの社員はテトを祝いました。2月15日には、日本の社員も含めてグループ全体で新年を祝いました。  リッケイでは、テトの装飾やベトナムの民族衣装であるアオザイを着用したり、テト料理を食べてベトナムの故郷の雰囲気を再現しました。また、ビデオ通話を通じて、ベトナム、タイ、日本、アメリカの全拠点が繋げられ、グループ全体で新年の空気を共有しました。  ベトナムオフィスの新年会では、富と幸運を意味する獅子舞が披露され、リッケイの日本人スタッフも初めて見る獅子舞を楽しんでいました。  獅子舞の後には、Rikkeisoftの会長 タ・ソン・トゥン、CEO ダン・タイ・ホア、リッケイのCEO ブイ・クアン・フイから2023年の振り返りと従業員への感謝、そして2024年の抱負とが語られました。  Rikkeisoft 会長 タ・ソン・トゥンのスピーチ  Rikkeisoft CEO ダン・タイ・ホア のスピーチ  リッケイ CEO  ブイ・クアン・フイ のスピーチ  新年会の最後には、当社CEOのブイ・クアン・フイから日本にいる全従業員にお年玉とお守りが贈られました。「上司からお年玉がもらえる」というベトナムの文化に驚かれた日本人スタッフもいましたが、従業員全員とって暖かく幸せな時間となりました。