Salesforceのカスタマイズや開発を行うにはオフショア開発が安心
目次
Salesforceは多くの企業で導入されていますが、そのまま使っている企業は少ないでしょう。それぞれの企業に合わせてカスタマイズしたり、企業に合わせてシステムを構築したりしてから導入するのが一般的です。そうすることで、必要な機能や仕様を満たすだけでなく、より使いやすくなります。
Salesforceは非常に拡張性が高く、柔軟なカスタマイズが可能です。しかし、非常に高機能で複雑なシステムでもあるため、ユーザー企業自身でカスタマイズするのは難しい場合も多いでしょう。そのため、高いスキルを持った海外のリソースを活用したSalesforce認定企業に外注する「オフショア開発」をおすすめします。
ここでは、Salesforceのカスタマイズや開発について、さらにオフショア開発を依頼するパートナー企業の選び方について紹介します。
Salesforceのカスタマイズや開発とは
Salesforceは、一般的にカスタマイズしてから導入します。自社の企業規模、事業内容などに合わせて必要な機能を持つツールを組み合わせ、自社に合わせたシステムを構築して導入することが前提になっているのです。そうすることで、初めて高い機能を生かせると言ってもいいでしょう。
そのため、Salesforceは非常に柔軟なカスタマイズが可能です。さらに、カスタマイズ性に優れ、機能を拡張した新しいパッケージ「Salesforce Lightning Editions」も提供されています。
また、Salesforceをベースにしてほかのシステムと組み合わせたり、自社に合わせた新しいアプリケーションやシステムを開発したりすることも可能です。例えば、Microsoft OfficeやSAPなどとの連携はよく行われています。
Salesforceについては、「Salesforceを導入すると何ができる?自社に合わせて使うためには」を参考にしてください。
Salesforceで開発・構築できるもの
Salesforceとその開発環境を利用して、独自のアプリケーションやシステムを開発できます。
- アプリケーション
独自のアプリケーションを開発できます。開発をしなくても、専用のアプリマーケット「AppExchange」から購入し利用可能です。財務アプリや人事アプリなど、さまざまなアプリケーションが提供されています。 - システム開発
Salesforceをベースに、業務管理やプロジェクト管理、顧客管理や商談情報管理、商品管理など、さまざまな業務システムを構築できます。業界に特化したシステムの構築や、モバイルアプリの作成も可能です。
Salesforceの開発ツールや開発言語
開発ツールとして使用するのは、主に以下の2つです。
- 開発者コンソール
Salesforceが提供している開発環境です。 - Visual Studio Code
Microsoftが開発しているソースコードエディタで、多くのユーザーがいます。
主な開発言語は以下の4つです。
- Apex
Salesforce独自の開発言語でJavaに似ています。 - SOQL
Salesforce独自の開発言語でSQLに似ています。 - Auraコンポーネント
Lightning Componentに含まれている、フロントエンド開発用の自己完結型のユニットです。 - JavaScript
Salesforceに限らず広く使われている、フロントエンド開発用の言語です。既存の膨大なライブラリを利用できます。
開発ツールや開発言語については、Salesforce公式のチュートリアルサイト「Trailhead」を参考にするとよいでしょう。
Salesforceでシステムを構築するメリット
- 営業に関する情報を一括管理できる
Salesforceの基本機能であるCRMやSFAを中心にシステムを構築するので、顧客情報や案件に関する情報を一括管理し、全社で共有できます。 - さまざまな外部ツールと連携可能
Salesforceの機能として、多様な外部ツールとの連携が可能です。 - クラウドサービスとしてのメリットを生かせる
SalesforceはSaaSとして提供されているため、クラウドサービスとしてのメリットをそのまま利用できます。例えば、次のようなことです。
・インターネット環境があれば利用できること
・自社でサーバーや回線を用意する必要がないこと
・初期投資が安いこと
・時間や場所を問わずに使えること
・マルチデバイスに対応していること
・常に最新のサービスを利用できること
・堅牢なセキュリティがあること
・メンテナンスが容易なこと - サポートが充実している
Salesforceは公式チュートリアルでの開発に関するサポートが充実しています。またユーザーコミュニティもたくさんあり、情報も豊富です。
Salesforceの開発をオフショアに外注するメリット
Salesforceでのカスタマイズや開発には、ある程度のスキルや経験が必要で工数もかかります。そのため、十分なスキルを持つスタッフが自社にいなければ、高いスキルを持った海外の開発会社やリソースを活用するオフショア開発をおすすめします。
ただし、オフショア開発でも完全に丸投げするのではなく、社内からも担当者を出し、開発するシステムについてきちんと理解しておく必要はあります。
オフショア開発で外注した場合、次のようなメリットがあります。
- 一定の品質を維持できる
Salesforce開発の専門家ですので、十分なスキルや経験があり、最新の情報やノウハウも入手しています。複雑なシステムでも構築でき、できる限り希望に沿ったシステムの開発が可能です。
共同作業によってそれらの情報を自社に取り込むこともできるでしょう。 - 開発スピードが速い
開発に関するスキルや経験があるのでスピーディーな開発が可能です。そのため、導入スケジュールを守れます。 - 低コスト
自社で開発スキルを持つ人材を用意したり、開発環境を整えたりするためのコストが必要ありません。 - 保守運用サービスも任せられる
システムを開発して社内に公開したあとの保守運用を任せることもできます。また、必要に応じてシステムを改修することも可能です。
これらのメリットを得るためには、外注先のパートナー企業選びが重要なポイントです。
パートナー企業の選び方
Salesforce は、パートナー企業(ライセンスを販売している代理店)を通して導入します。パートナー企業を選ぶときには、次のようなポイントに注意しましょう。
- Salesforce認定企業であり十分な導入実績があること
- Salesforceの資格を持つ人材が多いこと
- 自社の業務について理解してくれること
- サポートが手厚いこと
パートナー企業を選ぶときには、Salesforceアプリのマーケットプレイスである「AppExchange」を利用することもできます。
パートナー企業へ依頼する際のシステム開発の手順

- 要件定義
お客様の要望や社内事情の聞き取り調査、現在の課題を解決するためのヒアリングを行います。 - 設計
お客様のニーズに合わせてアプリの仕様を決定し、仕様に基づいて設計を行います。 - 開発
システムの実装を行い、手順書のドキュメントを作成します。 - 検証
単体テスト、結合テスト、システムテスト、運用テストの順にテストを行い、システムの検証を行います。 - 納品
お客様にドキュメントをお渡しし、本番環境でシステムの切り替え作業を行います。 - 運用保守
お客様の環境での運用をサポートし、メンテナンスを行います。
Salesforceのカスタマイズや開発には認定企業やオフショア開発を活用しよう
Salesforceでのシステム開発には十分なスキルやノウハウが必要です。アプリやシステム開発だけでなく、カスタマイズだけでもある程度のスキルや工数がかかります。品質や開発スピード、保守作業などの点を考慮すると、社内で開発するよりも、オフショア開発を利用する方が現実的でしょう。その場合は、十分なスキルや実績があるパートナー企業を選び、社内のスタッフも十分に関わることが重要です。
外注先を選ぶときには、これまでにSalesforceについての経験を積んだパートナー企業を選びましょう。例えば、株式会社リッケイでは、Salesforce導入支援保守サービス、Service Cloud 導入支援サービス、Salesforce開発連携支援、Salesforce活用定着化支援などのサービスを提供しています。Salesforceの導入をご検討の際はご相談ください。
More From Salesforce
December 26, 2023
【2024年最新版】Salesforce製品一覧
Salesforceは、世界中の企業で導入されているシェアNo.1のCRMプラットフォームですが、その製品は多岐にわたるため、しばし困惑してしまったという方も少なくないのではないでしょうか。本記事では、最新のSalesforce製品一覧、企業が導入するメリットや導入をおすすめする企業についてご紹介します。 Salesforce製品一覧 1. Customer 360 SalesforceのCustomer 360とは、企業が顧客に関するデータを網羅的に(360度)把握し、顧客体験を向上させるための、営業、マーケティング、カスタマーサービス、ITなど、すべてのアプリケーションと機能が統合されたプラットフォームです。企業はCustomer 360を活用することで、各部門で記録された顧客情報を一か所で管理できるようになります。さらに、データ分析、AIの力を借りることで、サービスの自動化、カスタマイズを実現することができます。 2. Einstein Salesforce Einsteinは、Salesforceプラットフォーム上に統合されたAIソリューションです。企業は Einsteinを活用することで、顧客データに基づいた信頼性のあるコンテンツを生成し、業務プロセスを自動化することができます。また、Einsteinは、カスタマーサービス、セールス、マーケティング、コマースなど、様々な部門に対応した対話型AIアシスタントを提供します。さらに、企業がAIを活用する際に一般的に懸念される安全性、倫理的使用、データ保護にも配慮されているため、ビジネスにAIを思う存分活用することが可能です。 3. Sales Cloud Sales Cloudは、営業活動の効率化および生産性の向上を支援するシステムです。このプラットフォームは、顧客データを活用し、販売スピードの加速、インサイトの提供、営業プロセスの最適化を実現します。企業はSales Cloudを導入することで、営業チームの生産性向上、売上予測の精度を高めることができます。また、パートナーリレーションシップ管理や収益の最適化など、多様な機能を利用できます。 2024年新機能: ・関連リストでのクイックアクション:取引先管理画面からページ遷移することなく効率よく複数の取引先のステータスを更新できるようになります。 ・ダッシュボード所有権の移行:ダッシュボードの管理者が移動になった際にダッシュボードの所有権を新しい管理者にそのまま移行できるようになります。 ・Activity 360 レポート:Salesforce上のデータとEinstein活動キャプチャのデータを合わせて可視化することがでいるようになります。 ・パイプラインの関与メンバー把握:営業リーダーや営業担当者が各商談に外部および内部の誰が関与しているのかを把握できるようになります。 ・ToDoリストパネルにおける機能の追加:Chrome拡張機能のToDoリストを通じて、ToDoの絞り込み、並び替え、タグ付けが可能になり、営業業務の効率化および抜け漏れ防止につながります。 ・権限セットの割り当てレポート:だれがどの権限セットを割り当てられているのかを一目で確認でき、ユーザーのアクセス権の把握が容易になります。 4. Service Cloud Service Cloudは、SalesforceのAIを活用したカスタマーサービスソリューションです。このプラットフォームは、コンタクトセンターからフィールドサービスまで、あらゆる種類のサービスを改善し、顧客満足度を高めることが可能です。サービスチームは、信頼性の高いAIを使用してパーソナライズされたサポートを提供し、コスト削減と生産性の向上を図ることができます。例えば、Einsteinボットを活用することで、顧客からのよくある質問に全自動かつ迅速に対応することを可能にします。 2024年新機能: ・Amazon Connect音声通話の聞き取り:オムニスーパーバイザー画面からスーパーバイザーがオペレーターとお客様とのやりとりをモニタリングできるようになります。新人がしっかりとお客様と対話できているのかを確認するためなどにも使える機能です。 ・ウォールボード(正式リリース):コールセンターの運用状況をリアルタイムで把握できるようになり、コールセンター全体の生産性向上につながります。 5. Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot) Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)は、Salesforceのマーケティング自動化(MA)プラットフォームです。企業はMarketing Cloudを活用することで、顧客データに基づいて、パーソナライズされたマーケティングキャンペーンを実行することができます。その主な機能としては、ウェブサイトの訪問者追跡、利用者の行動に基づくスコア付け、潜在顧客の評価、メールキャンペーンの策定・テスト、問い合わせフォームやランディングページの設計、成果の分析レポート作成があります。さらに、AI駆動の分析により、効果的な顧客エンゲージメントを行うための洞察を提供し、ROIを向上させます。 2024年新機能: ・アセット表示のドメイン制限:フォームやランディングページのiframe利用を特定のドメインのみに制限することで不正利用を防ぐことができます。 ・アセットのコピー:マーケティングアセットのビジネスユニット間でのコピーやサンドボックスから本番ビジネスユニットへのコピーができるようになります。 ・Content Creation:Einsteinの生成機能により件名や本文が生成できるようになります。記事執筆時点では英語版のみの提供となっています。 ・Google Analytics 4インテグレーション:Google AnalyticsのデータをJourney Builderに素早く接続し、モバイルとWebのコンバージョンを追跡できるようになります。 6. Commerce Cloud Salesforce Commerce Cloud(SFCC)は、様々な商取引を統合するクラウドベースのEコマースプラットフォームです。B2CやB2Bなど、需要に応じたコマースプラットフォームを提供し、注文処理からマーケティングまでの一連のサービスを利用できます。このプラットフォームは、ECサイト開発に必要な機能を全て備えており、製品管理、マーケティングツール、顧客セグメント化、AIによる顧客体験のパーソナライズなど多岐にわたります。このプラットフォームは、迅速なブランド立ち上げから成長の加速に至るまで、企業のデジタルコマース戦略をサポートします。 7. Data Cloud Data […]
November 1, 2023
Salesforceの活用をおすすめしたい企業と活用事例をご紹介
Salesforceは世界中で導入、活用されているクラウドベースの顧客関係管理プラットフォームです。顧客情報の管理はもちろん、営業活動の自動化やマーケティングキャンペーンの実行および分析、顧客エンゲージメントの向上など、多くのビジネスプロセスを効率的に実行できるツールを提供しています。 ここでは、Salesforceの活用をおすすめしたい企業と、株式会社リッケイがサポートした実際の活用事例をあわせてご紹介します。 Salesforceの活用をおすすめする企業①:顧客データを多く保有している企業 顧客データを多く保有する企業では、クラウド上でソフトウェアを使用するSaaSの選択肢は限られてしまうのではないか…と不安の声もあるのが現状です。システムで定められたデータの保存件数や処理件数の上限よりも、顧客データの量の方が大きくなってしまう場合があるためです。 また、このような企業にとって、Excelでのデータ処理も現実的な手段とはいえません。一方で、オリジナルのシステムを開発した場合、多額の初期費用を要します。 しかしSalesforceを活用すれば、大量のデータの保存や処理が簡単にできます。「オリジナルのシステムを開発するしかない」と考えていた企業でも、通信回線さえしっかり整備できればSaaSを活用でき、初期費用を大きく抑えることができます。 Salesforceの活用をおすすめする企業②:規模の大きな企業 Salesforceは、比較的規模の大きい企業ではより活用のチャンスが見込まれます。中小企業の場合でも、以下の条件に合致しているかを確認してみてください。 部署横断的な業務プロセスや込み入ったワークフローを持っており、それを効率的に管理する必要がある場合などはSalesforceの導入・活用が向いているといえます。Salesforceはカスタマイズ可能なプラットフォームであるため、複雑な業務プロセスを持つ場合でも適応しやすいという特徴があります。 さまざまな部門やチームがあり、部門間でのコラボレーションが重要な場合も、Salesforceが情報の共有や連携強化に役立ちます。従業員間で統一したツールを活用することで、組織全体の一体感も醸成されます。 多くの顧客データやビジネスデータを扱っていると、データの効率的な管理と活用が求められます。Salesforceはそのような場面でも、データの一元管理と分析を支援し、意思決定の基盤となる情報を提供します。 まとめると、Salesforceはセールスおよびマーケティング施策を実行したい場合やカスタマーエクスペリエンスを向上させたい場合はもちろん、大量のデータを扱う企業や、得られたデータに基づいたインサイトを活用したい企業に活用のチャンスがあるといえます。さらに、規模が大きく部署横断的なビジネスや取り組みを成功させたい企業にも適しているといえます。 ここからは、株式会社リッケイがサポートしているSalesforceの活用事例をご紹介します。 ①インターネットサービス提供会社における活用事例 ②大手保険会社における活用事例 これらの事例からもわかるように、Salesforceにはさまざまな機能があり、それらを活用することでプロセスの合理化やカスタマーケアの強化、さらには業務効率の改善や顧客からの信頼獲得など、ビジネスを次のステージにつなげることが可能になります、 株式会社リッケイでは、Salesforceの導入から既存のシステムとの連携、コミュニケーションの円滑化や業務のトランスフォーメーションをサポートしています。ツールの活用や、データやインサイトに基づく業務改善を目指している組織のIT担当の方、何から始めればよいかわからないという方も、まずは気軽にお問い合わせください。
September 28, 2023
Salesforce導入成功のための5つのベストプラクティス
この記事では、Salesforce導入の成功を確保するために必要な5つのベストプラクティスを詳しく解説します。Salesforceを効果的に導入し、ビジネスプロセスを最適化するためのポイントを押さえましょう。
September 6, 2023
「The Model」(ザ・モデル)とは?セールスフォースの営業プロセスモデルの魅力に迫る(後半)
前回の記事では、The Model の特徴やそれらがもたらすメリットについてご紹介しました。ここで改めておさらいすると、The Model は見込み顧客の獲得、既存顧客の定着率の向上など、営業活動の改善を通して顧客体験を向上し、自社ビジネスをもさらに成長させるプロセスモデルのことです。今回の記事では、前回ご紹介したThe Model の特徴や魅力、メリットを踏まえた上で、The Model 型営業組織を成功させるためのポイントや役立つツール、大切にしたい考え方についてご紹介します。 4. The Model 型営業組織を成功させるためのポイント ここからは、企業が陥りやすいシチュエーションや直面しがちな課題とともに、ビジネスを成功に導くための鍵となる 3 つのポイントをご紹介します。 The Model を運用し、顧客体験をさらに向上させる上で欠かせないポイントを、ツールとあわせて見ていきましょう。 その 1: The Model 導入の目的を再確認する。 The Model の導入を検討する上で欠かせないのが「目的の再確認」です。何が問題で、何をどのようにして変える必要があるのか、それらを通してどのような成果を上げたいのか、導入の目的を明らかにしましょう。また、導入するだけではなく、導入後のオペレーションについてもシミュレーションする必要があります。 各メンバー、各部署がどのように目標達成を目指して行動するか、PDCA をどのように回していくのか、運用体制も明確にイメージしておく必要があります。 その 2: 各部門で KPI を確認するだけでなく「共有」する。 KPI は単に部署内で設定する目標ではありません。組織、企業において関わる全員が見えるようにしておくのが理想です。そこで欠かせないのが「情報共有の体制とプロセス」です。 目標達成率といった定期的な検証はもちろんのこと、連携の度合いやコミュニケーション不足に陥っていないかどうかなど、目に見えないコミュニケーションについても定期的に確認しましょう。これにより、情報を共有するというカルチャーも生まれ、チーム形成をする上でもプラスの効果があるといえます。 その 3: データとツールを有効活用する。 ここまで、The Model を導入、運用する上で欠かせない概念をご紹介してきました。しかし、プロセスモデルの運用や数値ばかりに気を取られては、本来目指すべき「顧客体験の向上」は実現できません。何が問題で、何を変える必要があり、何を目指すべきか、これらを分析する上で重要になるのが「データとツールの有効活用」です。 5. データとツールを意思決定に活かす The Model 型営業組織を成功させるためには、概念の浸透と実践に加えて「データとツールの有効活用」がカギとなります。MA(マーケティング オートメーション)や SFA(営業支援)、CRM(顧客関係管理)などのツールでは、あらかじめ設定した内容に基づいて自動集計や分析を行ってくれます。これにより業務の効率化ができるだけでなく、ログなどを明確に管理できることによる数値管理の向上が可能になります。 以下は、MA と SFA、CRM それぞれの役割と流れを図で示したものです。 これらのツールを活用することでシームレスな情報共有が実現します。 […]
August 30, 2023
「The Model」(ザ・モデル)とは?セールスフォースの営業プロセスモデルの魅力に迫る(前半)
「ザ・モデル」は、セールスフォースが採用する営業プロセスモデルの一つです。この記事では、その特徴となぜこれが顧客エクスペリエンスに影響を与えているのかについて解説します。詳細を読んで、成功を収めるための戦略を見つけてみましょう。
July 24, 2023
ビジネス成長の鍵!最高のCRMプラットフォーム3つを徹底解説
ビジネスの成功には、効果的な顧客関係管理(CRM)プラットフォームの活用が不可欠です。 CRMは、「Customer Relationship Management(カスタマーリレーションシップマネジメント)」の略で、日本語では顧客関係管理といいます。CRMは顧客情報の統合管理、営業プロセスの自動化、キャンペーン管理や配信機能を通じた顧客エンゲージメントの最適化など、さまざまなビジネスニーズに対応する強力なツールとなります。本記事では、ビジネスの成果を最大化するため、3つのCRMプラットフォームに焦点を当て、それぞれの特徴とビジネスへの活用方法について解説します。 1. Salesforce クラウドベースで拡張性とセキュリティに優れ、顧客管理(CRM)と営業支援(SFA)を可能にする。Salesforceはクラウドベースであるため、ソフトウェアをインストールする必要がありません。柔軟な拡張機能を持ち、Sales Cloud、Service Cloud、Marketing Cloudなどのモジュールを組み合わせて使うことでニーズに合わせた活用ができます。顧客管理の面では、その会社が持つ顧客への理解を深め、顧客理解に基づく戦略の策定や経営方針など、ビジネスを成功に導くためのデータ活用が可能です。情報は暗号化されるため、アクセス制御などのセキュリティ機能が備わっている事も強みです。 また、組織のすべての部門で顧客データを共有できるため、業務の効率化や情報の一元化、ひいては顧客満足度の向上が実現できます。 営業支援の面では、顧客情報や取引内容の管理に活用できるだけでなく、生産性向上のためのパフォーマンス管理までが可能になります。多言語対応もしているため、グローバル企業にもおすすめです。 SFAとはCRMやMAとの違いと活用方法や注意点など導入時のポイントを解説 2. Odoo オープンソースでユーザビリティに優れた統合型プラットフォーム。 Odooは、オープンソースでソースコードが公開されているため、会社ごとの特徴や必要に応じてシステムをカスタマイズできること、また統合型であるため仕入れや生産、購入、在庫管理などが一元管理できることが最大の特徴です。Githubなどからソースコードを落として、直接カスタマイズできるため、初期費用を抑えることもできます。またモバイルアプリも提供しており、移動や出張が多くても、どのデバイスからも直感的な操作ができる優れたユーザーインターフェースも強みです。 さらに、ECサイトやWebサイトとの連動もできるため、商品や売上の登録などが一度に行えます。これらの機能を活用することで、部署横断的な情報共有がしやすくなります。ビジネスの効率化を行いたい、必要な機能のみを活用しながら初期費用を抑えたい場合にはうってつけです。 Salesforce同様、多言語・多通貨対応しており、グローバルにビジネスを展開する企業におすすめです。 オープンソース ERP・CRM ツール「Odoo」の公式パートナー認定のお知らせ 3. Mendix ノーコード・ローコードかつクラウドネイティブ、ISOをはじめ多くのセキュリティ標準に準拠した環境でデータ管理が可能に Mendixはノーコード・ローコード両方のツールを提供するプラットフォームです。ノーコードは文字通り、コードを記述する必要がないためプログラミングスキルや、デベロッパーとしてのバックグラウンドを持たない人でもインターフェースを操作してアプリケーション開発が行えます。Mendix Studioを活用すれば視覚的に優れたインターフェースを作成でき、構築の際のレビューや共同作業が容易なため、スキルにバラつきのあるチームでもコラボレーションがしやすい点がメリットです。 またクラウドネイティブのため、アプリケーションはクラウド上で実行されます。これによりユーザーにはスケーラビリティや可用性を向上させることができるだけでなく、簡単なデプロイやセキュリティの強化ができるといったメリットもあります。 ビジネスに欠かせないデータ管理においても、既存のAIやITシステムなどの外部機能と連携・接続するための多様なサポート手段があります。また、ISOをはじめとした多くのセキュリティ標準に準拠しているため、ユーザーは安心してプラットフォームを活用できます。 項目 Salesforce Odoo Mendix 初期費用 ― ― ― 月額費用 3,000円~(税抜) スタンダードプラン $22.60~ 要相談 無料トライアル あり あり あり 環境 クラウド、オンプレミス双方に対応 クラウド、オンプレミス双方に対応 クラウド、オンプレミス双方に対応 カスタマイズ性 高 中 高 モバイル連携 […]