システム開発・導入

業務アプリやWebアプリ、システム開発、要件定義、導入プロセス、ERPや業務システム実装など、開発・導入に関わる実務視点の情報をまとめたカテゴリです。

AWSとは?オンプレミスとの違いや代表的なサービスをわかりやすく解説!
AWSとは?オンプレミスとの違いや代表的なサービスをわかりやすく解説!

24/11/2023

3 minutes

クラウド移行とは?メリット、デメリット、適しているケース

総務省の「令和3年 情報通信白書」によると、2020年において、全社もしくは一部の事業所または部門で何かしらのクラウドサービスを利用していると答えた企業の割合は、68.7%でした。これは、2019年の64.7%から4.0ポイント、2016年の44.5%から20.2ポイントもクラウドサービスの利用が進んでいるということになります。 一方で、残りの31.3%の企業はクラウドサービスをこれまで全く使っていないということになります。クラウドサービスの導入が必ずしもすべての企業に恩恵をもたらすとは言えませんが、その特徴やメリットとデメリットを理解したうえで、クラウドサービスを利用するのか、しないのかを判断すると良いでしょう。 本記事では、クラウドにあまり詳しくない方向けに、クラウド移行のメリットとデメリット、クラウド移行が適しているケースと適していないケースについてわかりやすくご紹介します。 【関連記事】AWSとは?オンプレミスとの違いや代表的なサービスをわかりやすく解説! 1. クラウド移行とは? クラウドコンピューティング(クラウド)とは、インターネットを介して、サーバー、ストレージ、アプリケーションなどさまざまなサービスを提供する技術です。インターネットにつながっていれば、会社だけでなく、自宅からでもアクセスし、サービスを利用することができます。 従来、企業は社内システムを自社の敷地内に設置されたサーバーによって運用するオンプレミスが主流でした。オンプレミスだと高価かつハード機器であるサーバー機器やネットワークを自分たちの敷地内で自分たちで構築し、維持・運用しなければなりませんでした。 クラウド移行とは、オンプレミスの大変かつお金のかかるサーバーなどの構築・維持・運用作業を外部に委託し、インターネットにつながるだけでソフトウェアを利用したり、インフラやアプリケーション開発環境をすぐに構築できるようにしたりすることです。 2. クラウド移行のメリット/デメリットとは? メリット コストと労力を削減できる クラウド移行のメリットとして、オンプレミスと比較した際のコストおよび労力の削減があげられます。オンプレミスだと物理的なサーバー機器などの設備の購入に多額のコストが発生するだけでなく、その維持や運用、監視に多くの人的リソースを要します。一方で、クラウドに移行することで、サーバーの管理・運用はすべてサービス側が代わりに担ってくれるため、企業はリソースを使った分だけコストを支払えばよく、コスト管理がしやすく、社内リソースを他のコア業務に解放できます。   柔軟にスケールアップ・スケールダウンできる オンプレミスでサーバーを増強しようとすると、物理的なスペースの確保、追加ハードウェアの購入、設置作業、システムへの統合などが必要となり、これらのプロセスはコストと時間を要し、システムのダウンタイムを伴う可能性もあります。また、将来の拡張性を考慮した設計が必要であり、予測を誤るとリソース不足や過剰投資につながるリスクもあります。一方で、クラウドに移行することで、ビジネスの規模や需要に合わせて、操作画面上で数クリックでリソースを追加または減少させることができます。これにより、コスト効率の高い運用が実現されます。   セキュリティ対策や災害時の対応を委託できる オンプレミスではシステム環境の物理的な障害対応や災害時の復旧作業などをすべて自社の担当者が対応しなければならず、多くの負担がかかります。クラウドに移行することで、それらの作業をサービス側が24時間365日対応してくれます。また、クラウドサービスプロバイダーは、世界の複数個所にデータセンターを分散して運用されているため、災害時でも企業の重要なデータが守られます。   デメリット コストが高くなる場合がある クラウドは、オンプレミスよりコストが安いと思われがちです。確かに、導入にかかる費用や労力で比較すると、クラウドの方が楽かつ安価で済むかもしれません。ただし、クラウドは、リソースを使った分だけ課金される従量課金制が採用されているため、場合によっては、クラウドの方が費用がかさんでしまいます。一方で、オンプレミスには、サーバーの維持。管理・保守や障害発生時の対応など、見えづらいコストもあるため、それらも含めて比較すると良いでしょう。   カスタマイズ性が低い クラウドに移行すると、標準化されたインフラストラクチャとサービスを利用することになるため、オンプレミスのように自社に合わせてサーバー、ストレージ、ネットワークなどを細かくカスタマイズすることができず、柔軟性に制限が生じるというデメリットがあります。そのため、特定のカスタム要件や独自のセットアップが必要な場合には、クラウドの利用が制約となることがあります。   自社のセキュリティポリシーに合わない場合がある クラウド環境では、データの管理と保護が主にプロバイダーに委ねられますが、それが自社のセキュリティポリシーに完全に準拠していない場合があります。これにより、データの機密性、完全性、可用性を維持する上でのリスクが生じ、自社が求めるセキュリティレベルを満たさないケースが考えられます。したがって、クラウド移行前にはプロバイダーのセキュリティポリシーを徹底的に評価し、自社のセキュリティ基準との整合性を確認することが重要です。   3. クラウド移行が適しているケース・適していないケース最後に、クラウド移行が適しているケースと適していないケースをそれぞれご紹介します。 クラウド移行が適しているケースIT担当者がいないケースオンプレミスの維持・運用には、高い専門性を要します。そのため、社内にサーバーやセキュリティに詳しい担当者が不在の場合は、クラウドに移行することで、クラウドサービスプロバイダーにセキュリティ対策やサーバーの維持・運用・保守を委託することができます。 導入時のコストや労力を抑えたいケース 上述したように、クラウドはオンプレミスと異なり、ハードウェアなどの購入、構築をする必要がなく、コストと労力を削減しながら、すぐに導入し、使用を開始することができます。特に、初期投資額と社内リソースを節約したいと考えている中小企業やスタートアップに向いていると言えます。 需要の変動が大きいビジネスのケース急成長しているスタートアップや季節的な需要の変動が大きいビジネスなど、自社の需要に応じてリソースを柔軟にスケールアップしたり、スケールダウンをしたい場合、クラウドへの移行が最適だと言えます。オンプレミスと違って、数クリック、数分のうちにITリソースを最適化できます。 災害対策をしたいケースオンプレミスで運用している場合、地震などの自然災害が発生すると、物理的なハードウェアが破損し、会社の重要なデータが消えてしまうだけでなく、サービスダウンによって、サービスの提供ができなくなり、お客様に迷惑をかけたり信用失墜につながる可能性があります。クラウドに移行すると、データは、世界に分散されたデータセンターに保存されているため、万が一災害が発生した場合においても、データの消失などのリスクを低減し、迅速な復旧が可能になります。  クラウド移行が適していないケース自由にシステムをカスタマイズしたいケース高度なカスタマイズがしたい企業や特定の技術要件を持つ企業の場合、標準化されたクラウドサービスでは、柔軟性に欠けるかもしれません。また、金融や医療業界など、厳格な規制やコンプライアンスの要件がある場合も、クラウドへの移行が規制上の制約に抵触する可能性があります。このようなケースでは、オンプレミスを継続して使用する、またはその業界に詳しいパートナーに相談し、入念に準備したうえで移行することをおすすめします。 自社システムと連携できないケース自社の既存のオンプレミスシステムが特定のアーキテクチャや古い技術に基づいていることにより、クラウドサービスとの互換性がなく、連携できないケースがあります。このような状況では、システム間のデータのやり取りや統合が難しく、クラウドサービスを効果的に活用することができません。そのため、システムのアップデートや完全な再設計が必要になることがあります。  まとめ導入時にコストと人的リソースが節約できたり、企業のビジネス需要に応じて柔軟にスケーリングできたり、サーバーなどの維持・運用・保守に関する作業から解放されるなどのメリットから、企業はオンプレミスからクラウドへの移行を選択するようになりました。  一方で、クラウドのセキュリティポリシーと自社のセキュリティポリシーにそぐわない場合や自社でサーバーやストレージを完全にカスタマイズしたい場合などは、クラウド移行は適しているとは言えません。   オンプレミスとクラウドのメリットデメリットをそれぞれよく理解したうえで、どちらかまたは双方を選択すべきかを判断するのが良いでしょう。   株式会社リッケイは、オンプレミスからクラウドへの移行、現在利用しているクラウドプラットフォームから他社クラウドプラットフォームへの移行などのサービスを提供しております。クラウドに移行すべきかわからない、どのクラウドプラットフォームを利用すべきかわからない企業様は、お気軽にお問い合わせください。   クラウドに関する当社の実績はこちら

20/11/2023

3 minutes

AWSとは?オンプレミスとの違いや代表的なサービスをわかりやすく解説!

AIの台頭により、世界が目まぐるしく変化する今日において、企業は迅速かつ柔軟に対応することが求められます。このような背景から、ITインフラやシステム環境を従来のオンプレミスからクラウドへ移行する流れが加速しています。多くのクラウドサービスがある中で、30%以上と世界で最も高いシェアを誇るのが、米Amazon社のAWS(Amazon Web Services:アマゾンウェブサービス)です。本記事では、AWSの基本情報、オンプレミスとクラウドの比較、AWSの代表的なサービスやAI開発に利用されるAWSサービスなどをご紹介します。 1. AWSとは? AWS(Amazon Web Services:アマゾンウェブサービス)は米Amazon社が提供する世界No.1シェアを誇るクラウドプラットフォームです。AWSには、ストレージ、データベース、サーバー、AI、IoT、ブロックチェーンをはじめとした200種類以上のサービスが含まれ、自社に必要なものだけを選んで利用することができます。 AWSは、そのスケーラビリティや高いセキュリティ、高いコスト効率などのメリットにより、スタートアップから大企業、公共機関まで国内外の幅広い顧客に利用されています。 2. 従来のオンプレミスとクラウドの違い オンプレミスとは  オンプレミス(on-premises)とは、企業が自社の物理的な施設内にデータセンターやサーバーを持ち、自らのITインフラを管理・運用するアプローチのことを指します。   オンプレミスの最大の利点は、自社のセキュリティポリシーに基づいて、ネットワーク、サーバー、アプリケーション、アクセス権限などのセキュリティ設定をカスタマイズし、ハードウェアを敷地内に置くことで、物理的に管理することができる点です。   一方で、オンプレミスにはいくつかの課題もあります。まず、コスト面の課題が挙げられます。オンプレミスの設置に際して、ハードウェアやソフトウェア、それらを設置・維持するための人的リソースに多額のコストがかかります。また、技術の進歩に伴うシステムのアップグレードや更新が必要になるため、継続的な投資が求められます。さらには、地震や火災などの自然災害が発生した際に、重要なビジネスデータの損失やビジネス運営の中断、会社の信頼性と評判の低下などのリスクも考えられます。   クラウドとは クラウドとは、自社では物理的なハードウェアを所有せず、インターネットを介してサーバーやストレージ、データベース、ネットワーキング、ソフトウェア、アナリティクスといったITサービスを利用することを指します。   クラウドの最大の利点は、オンプレミスのように自社内でハードウェア、ソフトウェア、ネットワーキングを構築する必要がなく、初期費用が安く済み、自社で必要なITリソースのみをすぐに導入できる点にあります。   また、サーバーやインフラの保守管理においては、クラウドサービスプロバイダー(CSP)が代わりに対応してくれるため、コストや時間を割くことなく、最新の状態を保つことができます。さらに、必要に応じて、数秒または数クリックによって、サーバーを増減することができる高い拡張性を備えているというメリットも挙げられます。   セキュリティに関しても、セキュリティ更新やパッチの適用が自動化されていたり、 多くのクラウドプロバイダーで、高度なセキュリティ機能(侵入検知システム、暗号化、アイデンティティとアクセス管理、セキュリティ監査など)が提供されていたりするため、常に最新のセキュリティを維持することができます。そのうえ、クラウドコンピューティングのデータセンターは世界各地に分散されているため、自然災害などによって1つのデータセンターに不具合が生じたとしても、早期復旧が期待できます。   一方で、クラウドにもデメリットが存在します。上述したように、クラウドでは、ITリソースを使った分に応じて課金される従量制の料金体系となっています。そのため、サービス利用当初は、コストを低く抑えることができるかもしれませんが、会社の成長度合いによっては、定額制のサービスよりもコストが高くなってしまうケースがあります。また、クラウドサービスによって、データセンターなどの管理基準や管理体制が異なるため、事前に自社のセキュリティポリシーに合致しているか確認する必要があります。   3. AWSの代表的な5つのサービス Amazon EC2 Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)は簡単に仮想サーバーを構築・利用できるサービスです。このサービスの特徴は、ビジネスのニーズに応じて、AWSの画面上で数クリックでインスタンス(メモリ、CPU、ストレージなど)を柔軟に追加したり削減したりできる点です。これにより、企業は、リソースを効率的に管理することができます。 Amazon RDS Amazon RDS(Relational Database Service)は、フルマネージドのリレーショナルデータベースサービスです。フルマネージドとは、サービスを提供するAWS社がデータベースサーバーの管理、パッチの適用、バックアップ、災害復旧バックアップなどの時間を要する作業をすべて代わって実行してくれるということです。つまり、ユーザーは、画面上で数クリックするだけで、簡単にデータベースを構築することができます。RDSでは、MySQL、PostgreSQL、MariaDB、Oracle、Microsoft SQL Server、Amazon Aurora(AWS独自の高性能データベースエンジン)などのリレーショナルデータベース管理システムをサポートしています。 Amazon S3 Amazon S3(Simple Storage Service)は、インターネット上で大量のデータを保存・管理したり、静的コンテンツを配信したりすることができるサービスです。このサービスを利用するメリットは、容量が無制限であること、99.999999999%(イレブンナイン)とデータ耐久性が非常に高くデータを消失する可能性がほとんど0であること、従量課金制で運用コストが安いことが挙げられます。 AWS Lambda […]

01/11/2023

3 minutes

Salesforceの活用をおすすめしたい企業と活用事例をご紹介

Salesforceは世界中で導入、活用されているクラウドベースの顧客関係管理プラットフォームです。顧客情報の管理はもちろん、営業活動の自動化やマーケティングキャンペーンの実行および分析、顧客エンゲージメントの向上など、多くのビジネスプロセスを効率的に実行できるツールを提供しています。 ここでは、Salesforceの活用をおすすめしたい企業と、株式会社リッケイがサポートした実際の活用事例をあわせてご紹介します。 Salesforceの活用をおすすめする企業①:顧客データを多く保有している企業 顧客データを多く保有する企業では、クラウド上でソフトウェアを使用するSaaSの選択肢は限られてしまうのではないか…と不安の声もあるのが現状です。システムで定められたデータの保存件数や処理件数の上限よりも、顧客データの量の方が大きくなってしまう場合があるためです。 また、このような企業にとって、Excelでのデータ処理も現実的な手段とはいえません。一方で、オリジナルのシステムを開発した場合、多額の初期費用を要します。 しかしSalesforceを活用すれば、大量のデータの保存や処理が簡単にできます。「オリジナルのシステムを開発するしかない」と考えていた企業でも、通信回線さえしっかり整備できればSaaSを活用でき、初期費用を大きく抑えることができます。 Salesforceの活用をおすすめする企業②:規模の大きな企業 Salesforceは、比較的規模の大きい企業ではより活用のチャンスが見込まれます。中小企業の場合でも、以下の条件に合致しているかを確認してみてください。 部署横断的な業務プロセスや込み入ったワークフローを持っており、それを効率的に管理する必要がある場合などはSalesforceの導入・活用が向いているといえます。Salesforceはカスタマイズ可能なプラットフォームであるため、複雑な業務プロセスを持つ場合でも適応しやすいという特徴があります。 さまざまな部門やチームがあり、部門間でのコラボレーションが重要な場合も、Salesforceが情報の共有や連携強化に役立ちます。従業員間で統一したツールを活用することで、組織全体の一体感も醸成されます。 多くの顧客データやビジネスデータを扱っていると、データの効率的な管理と活用が求められます。Salesforceはそのような場面でも、データの一元管理と分析を支援し、意思決定の基盤となる情報を提供します。 まとめると、Salesforceはセールスおよびマーケティング施策を実行したい場合やカスタマーエクスペリエンスを向上させたい場合はもちろん、大量のデータを扱う企業や、得られたデータに基づいたインサイトを活用したい企業に活用のチャンスがあるといえます。さらに、規模が大きく部署横断的なビジネスや取り組みを成功させたい企業にも適しているといえます。 ここからは、株式会社リッケイがサポートしているSalesforceの活用事例をご紹介します。 ①インターネットサービス提供会社における活用事例 ②大手保険会社における活用事例 これらの事例からもわかるように、Salesforceにはさまざまな機能があり、それらを活用することでプロセスの合理化やカスタマーケアの強化、さらには業務効率の改善や顧客からの信頼獲得など、ビジネスを次のステージにつなげることが可能になります、 株式会社リッケイでは、Salesforceの導入から既存のシステムとの連携、コミュニケーションの円滑化や業務のトランスフォーメーションをサポートしています。ツールの活用や、データやインサイトに基づく業務改善を目指している組織のIT担当の方、何から始めればよいかわからないという方も、まずは気軽にお問い合わせください。

28/09/2023

3 minutes

Salesforce導入成功のための5つのベストプラクティス

この記事では、Salesforce導入の成功を確保するために必要な5つのベストプラクティスを詳しく解説します。Salesforceを効果的に導入し、ビジネスプロセスを最適化するためのポイントを押さえましょう。

06/09/2023

3 minutes

「The Model」(ザ・モデル)とは?セールスフォースの営業プロセスモデルの魅力に迫る(後半)

前回の記事では、The Model の特徴やそれらがもたらすメリットについてご紹介しました。ここで改めておさらいすると、The Model は見込み顧客の獲得、既存顧客の定着率の向上など、営業活動の改善を通して顧客体験を向上し、自社ビジネスをもさらに成長させるプロセスモデルのことです。今回の記事では、前回ご紹介したThe Model の特徴や魅力、メリットを踏まえた上で、The Model 型営業組織を成功させるためのポイントや役立つツール、大切にしたい考え方についてご紹介します。 4. The Model 型営業組織を成功させるためのポイント ここからは、企業が陥りやすいシチュエーションや直面しがちな課題とともに、ビジネスを成功に導くための鍵となる 3 つのポイントをご紹介します。 The Model を運用し、顧客体験をさらに向上させる上で欠かせないポイントを、ツールとあわせて見ていきましょう。 その 1: The Model 導入の目的を再確認する。 The Model の導入を検討する上で欠かせないのが「目的の再確認」です。何が問題で、何をどのようにして変える必要があるのか、それらを通してどのような成果を上げたいのか、導入の目的を明らかにしましょう。また、導入するだけではなく、導入後のオペレーションについてもシミュレーションする必要があります。 各メンバー、各部署がどのように目標達成を目指して行動するか、PDCA をどのように回していくのか、運用体制も明確にイメージしておく必要があります。 その 2: 各部門で KPI を確認するだけでなく「共有」する。 KPI は単に部署内で設定する目標ではありません。組織、企業において関わる全員が見えるようにしておくのが理想です。そこで欠かせないのが「情報共有の体制とプロセス」です。 目標達成率といった定期的な検証はもちろんのこと、連携の度合いやコミュニケーション不足に陥っていないかどうかなど、目に見えないコミュニケーションについても定期的に確認しましょう。これにより、情報を共有するというカルチャーも生まれ、チーム形成をする上でもプラスの効果があるといえます。 その 3: データとツールを有効活用する。 ここまで、The Model を導入、運用する上で欠かせない概念をご紹介してきました。しかし、プロセスモデルの運用や数値ばかりに気を取られては、本来目指すべき「顧客体験の向上」は実現できません。何が問題で、何を変える必要があり、何を目指すべきか、これらを分析する上で重要になるのが「データとツールの有効活用」です。 5. データとツールを意思決定に活かす The Model 型営業組織を成功させるためには、概念の浸透と実践に加えて「データとツールの有効活用」がカギとなります。MA(マーケティング オートメーション)や SFA(営業支援)、CRM(顧客関係管理)などのツールでは、あらかじめ設定した内容に基づいて自動集計や分析を行ってくれます。これにより業務の効率化ができるだけでなく、ログなどを明確に管理できることによる数値管理の向上が可能になります。 以下は、MA と SFA、CRM それぞれの役割と流れを図で示したものです。 これらのツールを活用することでシームレスな情報共有が実現します。 […]

15/12/2022

3 minutes

ローコード開発とはIT人材不足解消の切り札として注目される新しい手法

ローコード開発は、基本的にはコンポーネントの組み合わせですが、ある程度のコーディングが可能な開発手法です。ノーコード開発とは異なりコーディングできるため、外部との連携といった拡張性や自由度もあります。ただし、ツールによってできることには制限があります。

02/12/2022

3 minutes

SFAとはCRMやMAとの違いと活用方法や注意点など導入時のポイントを解説

昨今、SFAやCRMといった営業、顧客管理システムを導入する企業が増えています。しかしながら「導入したいけど導入の仕方が分からない」「導入したけれどうまくいっていない」という企業も多いと聞きます。そこで、SFAの概要や、CRMやMAとの比較、導入時のポイントについて解説します。 SFAとは SFAとは、「Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)」の略語で、日本では「営業支援システム」と呼ばれています。営業メンバーの行動管理や案件管理などの情報全般をデータ化して、蓄積・分析できるシステムのことです。 SFAが持つ6つの重要な機能 SFAが持つ6つの重要な機能を紹介します。 顧客管理 名刺管理や企業情報など、顧客情報を管理する機能です。過去の商談履歴も可視化でき、社内メンバーの異動や退職の引き継ぎにも利用できます。 案件管理 営業活動における案件を管理する機能です。案件ごとの営業担当、サービス、進捗状況などを把握できます。チームの管理者はSFAによって部下の状況を確認でき、適切な指示が出せます。 商談管理 商談の進捗管理をする機能です。担当者の報告業務の簡略化だけでなく、案件の進捗状況や競合の状況などもデータで確認でき、チームの管理者はリアルタイムで案件の状態を把握できます。 営業メンバーの行動管理 営業メンバーの営業活動を記録する機能です。アポイント数、商談回数、受注率などの情報を数値化して管理できるため、メンバーの営業活動における課題の分析やフィードバックに活用できます。また、チームの管理者は営業メンバーの目標設定や評価基準にも役立てることができます。 営業メンバーのサポート管理 外出中の営業メンバーをサポートする機能です。クラウドを活用したシステムの場合、外出先からでもスマートフォンやタブレット端末からSFAにアクセスできます。見積書を出すために外出先から帰社するというような手間を省くこともでき、営業活動の効率化につながります。 予実管理 積み上げられたデータをもとに、売上予測や予実を管理できる機能です。目標と達成率の比較をしながら精度の高い分析ができるため、営業方針や人員配置の施策など事態に備えた動きが可能です。 CRMとMAとの違いとは? SFAのほかに営業業務の支援に使われるツールとして、CRMやMAがあります。この2つのツールについて解説します。 CRMとは「Customer Relationship Management(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)」の略語です。顧客の情報を一元管理し、自社と顧客の関係性を主軸とした顧客情報を管理するツールのことです。顧客が「どのようなタイミングで自社を知ったのか」「これまでの購入履歴について」など、自社とのコミュニケーション情報をベースに管理できます。 MAとは「Marketing Automation(マーケティング・オートメーション)」の略語です。営業活動の一部を自動化し、見込み客を「顧客」まで育てるためのツールとして使われます。見込み客のアクションやタイミングに合わせて適切なコンテンツを発信できるため、マーケティング活動の具体的な施策を実施するために活用されます。 SFAとCRM、MAの比較 SFAと比べられやすいCRM、MAとの違いを解説します。 SFAとCRM、MAの3つのツールのうち、MAは主にマーケティング部門で利用されます。 一方で、SFAとCRMは同じ営業部門で利用されることが多いツールであり、役割も似ているため混同されやすいですが、SFAは営業活動に入ったあとの情報や進捗を管理するために使われるケースが多く、CRMは顧客情報を一元管理し、契約後の顧客管理やコミュニケーションツールとして使用されています。SFAとCRMのそれぞれの機能を集結したツールもあります。 SFA導入のメリットと課題 SFA導入の4つのメリットと課題を紹介します。 SFA導入の主な4つのメリットについて 営業活動の見える化 顧客情報や進捗状況がリアルタイムで共有されることで、営業活動が見える化できます。精度の高い売上予測を立てやすくなるため、適切な営業戦略を練ることができるのもメリットです。営業メンバーの強み、弱みの発見やフィードバックにも活用でき人材育成にもつながります。 営業活動の標準化 SFA上にプロセスや成功事例といったナレッジが蓄積され、それらのデータを分析することで、組織全体のパフォーマンスの底上げにもなることがメリットです。担当者不在時においても担当者の営業活動記録が確認できるため、「担当者しか業務内容を把握していない」といったリスクが起こりづらく、スムーズな引き継ぎや営業活動ができます。 営業活動の効率化 営業活動における報告の簡素化、情報の検索のしやすさなどによって、業務を効率化できるというメリットがあります。その分、顧客対応にも時間を充てられるようになります。 顧客満足度の向上 蓄積されたデータから、課題の解決データの分析やフィードバックを受けることで、顧客のニーズにフィットした提案ができ、顧客満足度が向上するといったメリットもあります。 SFA導入における課題 次にSFA導入のハードルとなりやすい2つの課題を解説します。 導入コスト面での課題 SFAを導入する際、ハードルとなりやすいのが導入コスト面での課題です。導入するなら「機能が多いほどよい」と考えがちですが、実際はそうではありません。導入にはコストと成果のバランスが大事です。多機能にしたことでかえって使いづらくなることもあるため、自社の課題を解決できる機能があれば十分だと言えるでしょう。 営業メンバーの負担面での課題 SFAの運用においては、営業メンバーによるデータ入力が必要です。入力量が多かったり、複雑だったりして、営業メンバーの業務負担になるものだと浸透しないこともあります。営業メンバーに負担が少なく操作しやすいツール選びが大切です。 SFAのメリットを生かす活用方法 SFAのメリットを活かす運用方法について紹介します。 営業活動のパフォーマンスの改善に SFAでデータ分析することで、営業活動における成功パターンを把握しやすくなります。成約率が低いメンバーの原因特定にも役立ち、改善することで業績アップにもつながっています。 業務報告資料の作成時間の短縮に これまでは、チーム管理者が業務報告資料を作成する際、営業メンバーそれぞれに対してのヒアリングや、日報からの情報の吸い上げに時間と労力が必要でした。SFA導入により、数値データを一括集計・分析できるようになったため、業務報告資料の作成時間が短縮できます。 企業の経営戦略にも活かせる SFAに蓄積されたデータを分析することは、営業メンバー個人の成果や業績だけでなく市場や顧客層の分析にも役立ちます。データは営業活動だけでなく経営戦略にも活用できるため、より適切な経営判断ができるようになったという事例もあります。 […]

24/11/2022

3 minutes

Salesforceのカスタマイズや開発を行うにはオフショア開発が安心

Salesforceは、自社に合わせてカスタマイズして導入する必要があります。また、Salesforceを利用してシステムやアプリを開発することも可能です。カスタマイズやシステム開発にはスキルやノウハウが必要なので、ベンダーを利用したオフショア開発をおすすめします。

メールマガジンの登録 個人情報保護方針についてはこちらを必ずご一読ください

デジタルトランスフォーメーションに関する専門家の見識やイベントの最新情報を受信トレイに直接お届けします

Salesforceのカスタマイズや開発を行うにはオフショア開発が安心