日本において、優れた技術力は成功するパートナーシップを構成する要素の一つにすぎません。日本企業が従来型のアウトソーシングを超え、AI、DX、システム刷新におけるより深い協業へと目を向けるなか、顧客の事業背景を理解し、誠実に対話し、時間をかけて信頼を築く力の重要性がますます高まっています。
Nikkei xTECH Specialのインタビューにおいて、Rikkeisoftの最高財務責任者(CFO)であるTa Viet Phuong氏が、日本のお客様と長く続く関係を築くために何が必要かについて考えを語りました。Rikkeisoftにとって、信頼は約束だけで築かれるものではありません。お客様を深く理解し、率直に対話し、課題の解決に共に取り組む姿勢を通じて得られるものです。

NikkeiBPのインタビューに臨むTa Viet Phuong氏(左)とAkie Iriyama氏(右)
信頼は長期的なパートナーシップの基盤
コストとスピードは、従来から技術パートナーシップにおける重要な要素でした。しかし長く続くことを前提とした関係においては、それらは要素の一部にすぎません。
信頼は日々のやり取りの積み重ねによって築かれます。お客様に迅速に応えること、透明性をもって対話すること、そして課題を共に乗り越える柔軟性を持つことです。解決策に限界がある場合、それを率直に伝え、お客様とともに最適な進め方を探ることは、すぐに答えを出そうとすること以上の価値を持ちます。
これは、Rikkeisoftが日本における自社の役割をどう捉えているか、その大きな変化を映し出しています。目指すのは、依頼されたものを納品するだけでなく、複雑な技術上・事業上の課題に向き合う際にお客様が頼れるパートナーとなることです。
この意味において、信頼は成功したプロジェクトの結果ではありません。次に続くものの基盤です。
技術の先にあるお客様理解
市場にはそれぞれ固有の商習慣、期待、仕事の進め方があります。日本では、こうした機微を理解することが、技術力をお客様に真に適した価値へと変えるうえで欠かせません。
Rikkeisoftにとって市場理解とは、お客様が何を求めているかを知ることにとどまりません。なぜその課題が生じているのか、それが事業にどう影響しているのか、そしてどのような解決策が長期的に意味のある成果を生み出せるのかを理解することです。
日本企業が変革の歩みを加速させるなか、この点の重要性はいっそう高まっています。レガシーシステムの刷新やDXからAIの活用に至るまで、技術の取り組みは事業戦略とより密接に結びつきつつあります。
したがって問いは、もはや単なる「何を提供できるか」ではなく、「前進するためにお客様が本当に必要としているものは何か」へと変わっています。
この視点の転換こそが、納品中心の提供者から長期的な価値を生み出す技術パートナーへというRikkeisoftの変革の中核にあります。
答えが単純でないときこそ、誠実さが信頼を築く
複雑な技術プロジェクトに、分かりやすい答えがあることはほとんどありません。要件は変化し、レガシーシステムには長年蓄積された業務ロジックが組み込まれ、新しい技術は機会と同時に不確実性ももたらします。
こうした状況において、誠実さはパートナーシップの重要な要素となります。
Rikkeisoftにとって、限界を率直に伝えることは課題から身を引くことを意味しません。双方が状況を正しく理解し、最も適切な解決策に向けて取り組むための土台をつくることです。
この姿勢、すなわち問題について正直であり、共に解決することに責任を持つことが、個々のプロジェクトでのやり取りを長く続く信頼へと変えていきます。
日本を中核市場と位置づけるRikkeisoftは、ソフトウェア開発の枠を超えて能力を強化しています。AI、DX、システム刷新、コンサルティング、業務ドメインの知見を拡充し、事業課題から技術の実行までお客様を支援します。また、Rikkei AI Labのような取り組みや、日本のビジネス知見とRikkeisoftのグローバルな技術リソースをつなぐパートナーシップを含め、現地での能力と協業の深化にも投資しています。
方向性は明確です。お客様により近い立場で、課題をより深く理解し、納品の先にある価値を生み出すことです。
日本企業が変革の新たな段階に入るなか、Rikkeisoftは単なる技術提供者としてではなく、最も重要な課題に貢献できる信頼されるパートナーとして、お客様とともに成長することを目指します。
インタビュー全文はこちらをご覧ください:https://special.nikkeibp.co.jp/atclh/NXT/26/rikkei04/









